【完全予約制 予約は「お問い合わせページ」からお願いします。】
大阪市中央区西心斎橋1-9-28 リーストラクチャー西心斎橋ビル319 (交通アクセス

大阪 心斎橋のプラセンタ注射 アウルクリニック

アルコールの強さ遺伝子検査 ~ 遺伝子情報で判定

アウルクリニックでは遺伝子検査からアルコール体質を科学的に判定する「アルコール体質チェック」を行っています。
これは武庫川女子大学バイオサイエンス研究所ヒトゲノム診断センターが、 2010年より国立病院機構久里浜医療センター監修のもと実施している遺伝子検査です。
1.未成年者飲酒防止のためのアルコール健康教育
2.イッキ飲み等による飲酒事故防止
3.遺伝子診断による個別化医療の普及・理解に向けた啓蒙活動
上記の目的に、この調査では、飲酒習慣が生まれながらの体質とどのように関係しているか調べます。
それによって、未成年者に対しては飲酒防止のための健康教育を行っています。


遺伝子とは

遺伝子とは「遺伝」は、 「親の体質が子に伝わること」をいいます。
ここでいう 「体質」の中には、顔かたち、体つきのほか、性格や病気にかかりやすいことなども含まれます。
ヒトの場合、 2万個以上の遺伝子が働いていますが、その本体は「DNA」という物質です(このDNAの遺伝情報を総称して「ゲノム」といいます) 。
人間の体は約60兆個の細胞から成り立っていますが、すべて細胞の一つ一つに同じ遺伝子が含まれています。
遺伝子には二つの重要な働きがあります。
一つは遺伝子が精密な「人体の設計図」であるという点です。
受精した一つの細胞は、分裂を繰り返して増え、一個一個の細胞が、 「これは目の細胞」 、 「これは腸の細胞」と決まりながら、最終的には60兆個まで増えて人体を形作りますが、その設計図は全て遺伝子に含まれています。
第二の重要な役割は「種の保存」です。
両親から子どもが生まれるのもやはり遺伝子の働きです。
人類の先祖ができてから現在まで「人間」という種が保存されてきたのは、遺伝子の働きによるものです。


遺伝子と体質

遺伝子と体質ヒトには体型や病気のかかりやすさなど、さまざまな特有の体質があります。
その個人差は、飲酒、喫煙、食事などの生活習慣の影響(環境素因)とその人の生まれながらの体質(遺伝素因)が複雑にからみ合って生まれます。
遺伝素因は遺伝子のDNA配列が個人ごとに少しだけ異なっていることがわかっていますが、このうちDNAの一つの記号(塩基)の違いを一塩基多型「Single Nucleotide Polymoaphism (SNP) :スニップ」といいます。
このSNPによって、病気のかかりやすさや薬の効きやすさなどの個人差が生まれると考えられています。
SNPを調べ、結果をもとに患者の体質にあった医薬品の種類や量を決める「個別化医療」に、現在、高い関心が集められています。
このSNPによってお酒に強い弱いも決定されているのです。


アルコールの吸収と代謝、そして体質

口から入ったアルコールは胃の中で約20%、残りは小腸で吸収されます。
そして血液に溶けこんで数分のうちに全身にくまなくゆきわたります。
体内に入ったアルコールの大部分は、まず肝臓でアセトアルデヒドに分解(代謝)されます。
次に、酢酸になり、最終的に水と二酸化炭素に分解されて尿や汗、呼気となって体外に排出されます。
これらのアルコール代謝酵素の働き(活性)には個人差があり、その強弱は遺伝子の一部の違いにより決められます。

 

アルコールの吸収と代謝、そして体質


どうしてお酒に強い人と弱い人がいるのか?

生まれつきお酒に弱く、わずかなお酒を飲むだけでも顔が赤くなったり、吐き気を訴える人がいます。
お酒に強いか弱いかは、実は体質によって決まっています。
アルコールが体内に入ると、アルコール脱水素酵素(ADHIB)の作用により、アセトアルデヒドに分解されます。
この物質は極めて毒性が強く、顔面の紅潮、頭痛、吐き気、動悸などの不快な症状を引き起こし、悪酔い・二日酔いの原因物質といわれています。
このアセトアルデヒドを分解するのが、アルデヒド脱水素酵素(ALDH2)です。
ところが日本人の場合、 ALDH2遺伝子内のSNPによって、約40%がALDH2の働きが弱い「低活性型」でお酒に弱いタイプ、そして4%は全く働かない「不活性型」で、お酒を全く飲めないタイプが存在します。
このタイプの人たちは、ごく少量のお酒でも、気分が悪くなってしまいますから、無理に飲むことはもちろん、このタイプの人たちにお酒を無理強いすることは、絶対に慎んでください。
ALDH2の活性が無い人は、アジア系にしか存在しない体質です。
このタイプは、日本人44%、中国人41%、韓国人28%に存在し、欧米人やアフリカ人ではみられません。


アルコール遺伝子型は親から子に受け継がれる

アルコール遺伝子型は親から子に受け継がれるアルコール遺伝子型とは、父親と母親から受け継いだ「遺伝子の組合せ」のことをいいます。
遺伝子は両親から別々に受け継がれますので、その組合せは3通りとなります。
例えばアルデヒド脱水素酵素(ALDH2)遺伝子の場合、遺伝子配列の違いから*1型と*2型があります。
子供は、父親と母親からそれぞれ*1型か*2型のいずれかを受け継ぎますので、 *l/*1型、 *1/*2型、 *2/*2型のいずれかの遺伝子型になります。
さらに、アルコール代謝に関する体質は、アルコール脱水素酵素(ADHIB)とアルデヒド脱水素酵素(ALDH2)の遺伝子型の組合せで決まってきます。


遺伝子タイプ制の特徴及び飲酒習慣で気を付けるべきこと

アルコールに対する体質は、アルコールの代謝に関わる2種類の酵素(ADHIB及びALDH2)の働きにより、以下のように大きく5タイプに分けることができます。
また、日本人での構成比を下表のカッコ内に示します。

 

遺伝子タイプ制の特徴及び飲酒習慣で気を付けるべきこと


アルコール体質チェックとその目的

アルコールはアルコール脱水素酵素(ADHIB)の作用でアセトアルデヒドに分解され、アルデヒド脱水素酵素(ALDH)の作用で酢酸に分解されます。
これらのアルコール代謝酵素の働き(活性)には個人差があり、その強弱は遺伝子の一塩基多型「Single Nucleotide Polymorphism(SNP) :スニップ」により決められます。
ADHIBの働きが特に弱い人は日本人の5%程度にみられ、分解が遅いためアルコールが体に残りやすくアルコール依存症になりやすい体質です。
2型アルデヒド脱水素酵素(ALDH2)の働きが弱い人は日本人の40%程度にみられ、アセトアルデヒドの分解が遅く、飲酒で赤くなり二日酔いを起こしやすい体質になります。
アルコール体質チェックは、自己のアルコール遺伝子タイプを調べその結果を用いることで、アルコールによる未成年者の身体への影響に関する問題をさらに身近に捉え、有効的に未成年者飲酒防止教育を行うことを目的としています。


サンプルの採取方法

1.サンプルキットの中身を取り出し、全て机の上に置き、キットの中身を確認する。
・水溶紙(プラスチック板の○が印字されている側が上) ・スポイド・シート状乾燥剤

2.水溶紙(○印字側)にビニール袋に記載されているIDを記入する。

3.唾液を以下の方法で採取する。
※唾液採取前の飲食はお控ください。
また、口紅やグロスなどを水溶紙に付着させないでください。
水溶紙に異物が付着すると正しい検査結果が得られないことがあります。

・ 口を閉じたまま、歯を軽くかみしめ、口腔内の唾液でうがいをするようにクチュクチュする(ほほの内側の粘膜を集めるイメージ)。
その唾液を口の真ん中に集める。

・唾液をスポイドで吸い取り、水溶紙の○円内に2、 3滴唾液を滴下する。
※使用済みのスポイドはごみとして捨ててください。

・十分に乾燥(30分間程度放置)させる。

4.水溶紙・乾燥材のみを袋に戻し、提出してください。

 

サンプルの採取方法


結果の参照方法

結果の参照方法遺伝子検査の結果は、専用アプリにて返却します。
そのためQRコードよりアプリダウンロードへ移動し、予め新規登録を完了してください。
なお、 ID情報に関しては次頁の記入欄にご自身のIDを記入の上、各自で管理・保管してください。
IDを紛失された場合、結果をご返却することができませんのでご注意ください。
ダウンロードサイト:https://checktype.com/result/


サンプル及び遺伝子情報の取り扱いについて

【遺伝子解析検査終了後の試料の取り扱い方針】
アルコール体質検査終了後の未使用試料は、速やかに廃棄します。
【遺伝子情報の機密保持について】
アルコール体質チェックの結果は他の人に漏れないように取扱いを慎重に行う必要があります。
武庫川女子大学バイオサイエンス研究所ヒトゲノム診断センター及び㈱NSDは、あなた自身の遺伝子情報はサンプルIDで管理し、所属・氏名などの個人情報とアルコール体質遺伝子情報を連結することはありません。
同意書は皆様が所属する教育機関で保管します。
同意書ではサンプルIDと個人情報が連結可能ですが、貴方が所属する教育機関、バイオサイエンス研究所の遺伝子検査・解析の重当者および㈱NSDは、アルコール体質検査結果と貴方の個人情報を連結することはできません。
【同意の撤回】
アルコール体質検査の実施の同意はいつでも撤回できます。


費用

費用:5,000円